私は九星気学の考え方が好きです。
そして九星気学を学んでおられる人は性格的にポジティブだし、思いやりの有る人が多いと感じています。
別に、自分が九星気学を学んできたから言ってるわけじゃないですよ、ホント!
九星気学を通じて知り合った人達は、みんな前向きで、そして親切だなあというのが正直な感想なのです。
それなら、どうして私が干支九星に乗り換えたのか(ちょっと言葉が悪いかな?)・・それは四盤鑑定(四盤掛け)が原因です。
九星気学には満足しているけど・・
- 四盤掛けが難しすぎる!どうすれば読めるの?
- 九星気学は卜占が弱い?!どうすりゃ良いの?
- 一体全体、四盤掛けって何?
そう思っていらっしゃる人に読んで頂けたら、答えが見つかるかもしれません。
記事の最後に、四盤掛けの勉強におススメの本も紹介しています。
九星気学が楽しすぎて、頑張ったあの頃
自分が興味ある何かを学ぶって、本当に楽しい事です。
私は昔、あるアスリートに恋をして(オイオイ!)テレビや現地で観戦したり、トークショーがあれば出かけて行ったり、お金と時間をぶっこんだ経験が有ります。
九星気学に出会って、情熱がそのアスリートから気学の勉強に移り、朝昼晩、勉強しました。受験もこれくらい勉強してればなあ~とも思いましたが、興味もない勉強に情熱は注げませんでした。
誰か何かに興味が湧くという事は、自分の力ではないかもしれない、などと思ったりします。
そんな楽しい九星気学でしたが・・・
霊感が必要なの?四盤掛けを学んで迷いが出る
私は合計3人の先生から九星気学を習いましたが、2人目の先生から四盤掛けを習いました。そしてそのあたりから迷いが出てきました。
どのようにも読める四盤掛けで、どう鑑定結果を出したら良いのか?
四盤掛けには霊能力が必要なのではないか?
このまま九星気学だけを学んでいて、鑑定力は上がっていくのだろうか?
努力しても、自分の鑑定にまったく自信が持てませんでした。それ以前に、努力の方向は合っているのか?何をどう努力すれば良いのか?それさえも分からない、という状態でした。
九星気学の1人目の先生も四盤掛けを使っていらっしゃいましたが、その頃の私は知識が狭く浅く、四盤掛けだとは分かりませんでした。
その先生は厳しい修行も積んで来られたお坊さんで、霊能力者だったのです。だから九星だけしか見なくても、あれだけの的中率だったのだと、今だから思います。
(先生は当時よりもさらに修行を重ねられた今、僧侶として特別なお祓いを中心に活動されています。占いを辞めてしまわれたのが残念ですが、他の方法で人々の役に立つ事をされています。)
どちらの方向に努力したら良いのか分からなくなった私は、とうとう・・
直感力を磨く為に黒曜石を見つめたり(なんも見えん!!)
ロウソクの灯の前で瞑想をしたり(怪しい感じ~~、子供にはそんな姿を見せられない!)
一応、教わるがままにやってみましたが、結果は全く出ず、どうすりゃいいの?四盤掛けは使わない方がいいのかも・・と思っていました。
そういう迷いの中、干支九星に出会いました。
四盤掛け・四盤鑑定 九星気学と干支九星の違い
干支九星を作った望月治先生はそれまでの四盤掛けに十干十二支を入れて、四盤鑑定を完成されました。
というよりも、九星気学がもともと支那(古代中国)から伝えられた占術から、十干十二支をギリギリまで省力して、出来上がったものなのです。
ですから望月先生は簡略化された九星気学の盤面を元の形に戻した、と言う事になります。
干支九星の盤自体は複雑ではありますが、四盤鑑定をする時には吉凶の情報がハッキリと出ますので、九星気学の四盤掛けよりも読みやすいと思います。
九星気学の四盤掛けを見て、「こんなの、特殊能力が無ければ読めないじゃん!」と拗ねていた私に希望の光が出てきました。
干支九星の四盤鑑定とその使い方
干支九星は命、卜、相を使う占術ですが、四盤鑑定はその中の卜術の部分です。相談内容について吉凶を出し、開運法を導き出す大事な鑑定です。
また、四盤鑑定とひと口に言っても、1種類だけではなく、望月先生は1つの鑑定で、初免法、中免法、そしてさらに日盤だけで読む奥免法という占法を使っておられます。また中免法については、晩年には本に記されているのとは、少し違った方法も使われています。
四盤鑑定で読み取れる事としては
- 相談者の現状、問題の原因や解決方法、またその時期
- 相談内容に登場する人物(生年月日が必要)との関係性
- 相談内容の結末
- 最悪の事態を回避する為の方法
などです。
これらの情報にさらに干支九星独特の方法(流年法、干支九星を使った運勢鑑定、方位学)を駆使し、相談者さんへの具体的なアドバイスを出します。
霊能力に頼らなくても四盤鑑定ができるとは言え、やはり本を読んだり、たくさんの経験を重ねたりする事で得られる直感のようなものは必要だとは思いますが・・
しかしそれらは練習や経験で習得できるものです。
黒曜石を見つめて直感を磨くのも、たぶん良い事なんでしょうけど(私には無理でしたが)、望月先生の書かれた本を熟読して、その思考回路を辿って練習を積めば良いのだ、と分かりました。
九星気学の四盤掛けで迷子になっていた私には、嬉しい事でした。
四盤鑑定を学ぶ道筋を見つけられた!
望月先生の鑑定を本を学ばせて頂くと四盤の中を自由闊達に行ったり来たりして因果関係を浮き上がらせておられます。
その眩しいような閃きは、やはり常人のものではないなと感じますし、実際、望月先生は霊能をお持ちだったそうです。
しかし、先生のような特別な能力が無くても、干支九星の四盤鑑定であれば、勉強さえすれば読めるようになります。
もちろん一生勉強は必要だと思いますが、先生のご本を読み、思考を辿っていく事で私も少しずつ進歩できると確信しています。
そして、
- そういう「進歩したい」と思えるものに出会えて・・
- 習得する為の正しい道が有ると知る事が出来て・・
自分は幸せだと思っています。
まとめ
九星気学の四盤掛けが難しいのは、盤からの情報が少ない分、意味が広く取れすぎるからかもしれません。
四盤掛けを習得したい人は、干支九星の四盤鑑定を学んでみると、霊能力が無くても読めるようになる事が分かると思います。
四盤鑑定に興味のある人で、初心者の人には
望月治著『大気現象 定本 正しい年月日時盤の占い方 全』
をお勧めします。
残念ながら最新の中免法は載っていませんが、望月先生の鑑定例が載っています。
もう少し歯ごたえのある本を読みたい人は
望月治著『大気現象 定本 三位一体論』がおススメです。
かなり読みにくいですが、望月先生の鑑定の広がりが分かります。先を焦らず、解読する気持ちで読んでいくと面白いです。
何か相談が有る時には、干支九星でお伝え出来る事が有りますので、ご利用下されば嬉しいです。
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