干支九星にはいろんな開運法が有りますが、やはりメインはお砂取りです。
お砂取りとは自分の生年月日からパワーのある日時と方角を計算し、その時その方角のある場所でお砂を借りて来る、というもの。
九星気学の吉方取りとは違って、なかなか吉方は出ませんし、やっとこさ出した吉方でお砂を取る時にも、いろいろと細かいお作法が有り、なかなか気楽には実行できない開運法なのです。
苦労するだけあって、この開運法にはパワーが有るので、成功すれば開運しますが、逆に適当にお砂を取ってしまうと・・ちょっと困った事も起こります。
ちゃんと計算して出した吉方にも拘らず、お砂を取る時に私がある事を見過ごしてしまった所為で・・
怖い!と言うほどではないのですが、なんだか不思議で、ちょっぴり背中がゾワゾワした、変なお話を記事にしてみました。
記事の最後にお砂取りに失敗しない為の心構えを書きました。
特に人の意見を尊重し過ぎる人、従順すぎる人に読んで頂けたら、と思います。
特別な対冲持ちなので、吉方取りが難しい
生年月日によって、運に良い悪いは有ります。
私は対冲持ちと言われる、苦労の多い生年月日で生まれています。
(もしも東洋占術の吉凶に興味が有るなら、この記事もどうぞ↓↓)
そんな生年月日であるからこそ、開運法はたくさん行いたいところですが、そういう人は干支九星のメインの開運法である吉方位取りがやりにくいのもまた事実。
しかし!やっと!吉方位でお砂取りのできる日時が回って来た!と、張り切ってお砂取りをして失敗しまった、少し前のお話です。
やっと干支九星のお砂取りができた!でも・・ちょっと違和感が・・・
待ちに待ったお砂取りの日。
雨が続いていたのでお砂取りは半分諦めていたのですが、当日のその時間帯にパァっと晴れ間がのぞきました。
お砂取りする時にはいろいろ条件が有りますが、雨が上がってカンカン照りになった今なら、もしかしてお砂を取れる場所が有るかも!と下見をしていた場所に出発して・・・
お作法通りに、お砂を取るべき場所を探しました。
でも、理由は詳しくは言えませんが
「ここじゃない、ここのお砂じゃない」そんな気がしてしまって、
「このお砂を取っても良いのかな?どうしよう?」と迷う気持ちが生まれました。
それでも私には、なかなか巡り合う事の出来ない吉方位ですから、不安を感じながらも「えいや!」と言う気持ちで、お砂を取らせて頂きました。
それは、少しお作法からずれた取り方でもありました。
お砂取りが成功したかどうかの御しるし
そのお砂取りが良いものであったかどうかを判定するのに、お砂を取ってから○日目に、小さな凶作用が出ないか見るという方法が有ります。
小さな凶作用は出ました。
それなのに私はその凶作用を見逃していたのです。
見逃していた、といよりも「気のせい、気のせい、偶然でしょ」と自分の不安と直感を抑え込んだ、と言った方が正確です。
私はなぜか自分の直感を否定する癖がついていて、その時も癖が発動してしまいました。
そしてその次の日から凶作用は徐々に強くなりました。
自分の身体はきつくもなんともないのに、激しい咳が止まらないという状況です。
激しく咳込みながら何故か元気いっぱいという、奇妙な状態が2週間位続いてしまいました。
とうとうお砂を・・・対処の途中で起きた不思議な事
さすがの私も「おかしいな」と思い始め、干支九星の師匠に連絡を取りましたら、「すぐに対処するように」とアドバイスを頂きました。
対処の仕方は、ここで書いていいモノかどうか分かりませんので、伏せさせていただきます。
そして対処の最中に、なんだか変な気持ちがする事が2つ起こりました。
ある場所で聞こえた声
対処の為に或る場所に行きました。
普段はほとんど人気の無い場所なのに、その時に限って、私以外にもう1人、女性がやって来られました。私と同年齢位の人でした。
私は「これから人目には怪しい事(お砂の対処)をするのに、イヤだな」と思いましたが、人に何と思われても良いと腹を決めてしゃがみ込み、やるべき事をやって車に戻ろうとしました。
何メートルか歩いて、急に思いました。
「下。下に四つ葉のクローバーが有る。」
見ると足元にちょっと変わった形のクローバーが本当に有って、私は驚きましたが、その葉っぱをまじまじと見ると、それは四つ葉ではなくて、六つ葉のクローバーでした。
←写真に撮りました。
これです。
「まあいいか」と思い、茎を摘もうとした時にまた、「それじゃない」と頭の中に言葉が浮かびました。
5~6秒探すと、50cmくらい先に四つ葉のクローバーが有りましたので「これだ!」と思い、摘んできました。
自慢ではありませんが、私は四つ葉のクローバーなんて、今まで自分で探せたためしがありません。もしかするとそんな経験も有ったかもしれませんが、たぶん50年以上前。全然覚えておりません。
狐につままれたような気持ちで、次に行くべき場所に向かいました。
神社で出会った人
お砂の対処法として、次に行くべき場所は神社でした。そこでは少し変わった人に会いました。私と同世代の女性でした。
私の目の前、20~30cmの距離に顔を持ってきて、その神社について私に尋ねるのです。
いやいや、顔が近い!近い過ぎる!
急に顔を近づけられたりして、その人の仕草を少し怖いと思いました。
鈴を鳴らすのが先なのか?お賽銭をあげるのが先なのか、顔をギリギリまで近づけていろいろと私に聞きます。
そして私が鈴を鳴らすと私の背中越しにパッとお賽銭を投げ入れるし、私がお賽銭を入れようとするとその直前に私を押しのけるように真横に来て鈴を鳴らします。
私は「もつれる」と思いました。
その後も、見ればわかるような事をまとわりつくように、けれども何故かオドオドした感じで何度も私に尋ねます。
その人は、私と同じ髪型でしたが、白髪染めをしていないままの白い髪をしていて、私と同じ黒縁のメガネをかけていました。身長も同じ位だったので、鏡に映った自分が自分に質問しているような気がして来ました。
そして、何か背中がゾワゾワと落ち着かない気持ちがしました。
身長も髪型も年恰好も黒縁メガネも一緒。
もしも私が白髪染めをしていなければ、その人と私は姉妹か、あるいは双子のように見えたかもしれません。
私は普段は人から喋りかけられたら、思わず笑顔を作るクセが有りますが、その時は何か変な気持ちがしたので、尋ねられた事にも最小限しか答えず、笑顔も作らず、お砂取りの対処法としてやるべき事をやりました。
そしてその後で振り返ると、その女性は自分の車に乗って、すごい勢いで神社から出て行くところでした。
私の態度を失礼だと怒ってしまったのかもしれませんが、その時の私は
「逃げたな」と感じました。
自分を信じることが大事
ものすごく特別と言う訳でもないけれど、なにか普通とは違うような事を2つ続けて体験したので、私にとっては印象深い出来事でした。
自分では不安を覚えていたのに、その直感を押さえつけて、「先生に出して頂いた吉方だから」と心に言い聞かせ、お砂取りを実行してしまいました。
出して頂いたお砂取りの吉方は、間違いなく正確な物でした。
でも、その場所自体がお砂取りが可能かどうかは、計算では出ません。
その場所のお砂を取るかどうかは自分で決めるべきものです。
それなのに私は場所に違和感を感じながらも「先生の出して下さった吉方なんだから」とお砂を取ってしまいました。
「なぜですか?」
「これは何ですか?」
「どっちが本当ですか?」
「これで良いのですか?」・・
あの白髪の女性はいろんな答えを私から聞こうとしました。
その時に私が感じた事は「見れば分かるんだから、自分でちゃんと見て!考えたら分かるんだから自分で考えて!」というような事だったと思います。
先生に何でも聞いて、自分で判断すべき事も判断せず、自分の直感も否定していた自分。
私は、学び始めは何でも聞いて良い、質問を怖がってはいけないと思っています。学び始めは確認質問もどんどんすべき、そうでなければ間違ったまま進んでしまい、その後の学びに支障が出る、と思っています。
でもそれは学び始めに限った事。
このお砂取りでの出来事は、
「そろそろあなたは自分で考えるべき時が来ているんだよ」
「自分の直感を否定してはダメだよ」
と教えてくれたのかもしれないな、と思いました。
私とそっくりのあの白髪の女性はもしかしたら、人に依存しがちなもう1人の自分かも?というような、SFチックな考えが頭に浮かびました。子供っぽいと笑わないで下さいね。
その女性に対して「逃げた!」と思った事で、正しいかどうかを人の意見で決めようとする自分と決別できたような気がしました。
まとめ
お砂取りは強力な開運法ですが、正確な方位と日時を出したとしても、その場所がお砂取りに相応しいか場所かどうかは、自分で決める必要が有ります。
- お砂を取る時は自分の直感を信じて下さい。
- 迷いが出たら、お砂は取らない決断をしてください。
なかなか出ない吉方位ではありますが、これで最後と言う訳ではありませんから。 - お砂取りをした後、体調がすぐれないとか、悪い事が続けて起きる、というような時にはぜひご相談下さい。
干支九星にはブログなどには書けない対処法が有ります。
開運の為の正しいお砂取りの方法をお伝え出来ます。
相談が有る時には、ご利用下されば嬉しいです。
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