鑑定例 干支九星で病気を占う 入院・退院・手術について占いました

鑑定例

2024年2月、ある日の夜。22時過ぎの事です。
「ばーちゃんが体調悪化で緊急入院!緊急手術になりそう!
腸閉塞らしいよ!」

夫の姉から連絡が入りました。

そう。
ばーちゃんとは私の姑です。
細かいことは何だか可哀想で書けないけれど、最近体調がダダ下がりなのです。

病院には来なくても大丈夫と義姉義妹に言われましたが、気持がザワつき思わず夜中に盤を立ててしまいました。

今は一応 姑の状態も落ち着きましたので、その時の盤を干支九星に興味ある人に見て頂けたら・・と思い、記事を書きました。

ここから先は、私の占いのメモ書きのようなものです。

占いをしない人は「干支九星ってこんな感じか~」と、ざっと見て頂くか 最後の「手術の行方」の所まで読み飛ばして頂ければ・・と思います。

干支九星オタクの人は、優しく見守る感じで読んで下さい。
お願いします💦

干支九星 病占の為に立てた四盤と流年盤

姑の星
丁丑九紫 甲辰三碧 丙子七赤
子丑の支合 辰子で三合くずれ
対冲星 未 六白
(性格読みの得意な人へ・・星のまんま 素直に生きてきた姑です。)

鑑定日時の四盤(入院の連絡を受けた時の年 月 日 時刻盤)

姑の生年月日による流年盤

四盤鑑定と流年法 干支九星で盤を読む

年月日時刻の四盤を読む

関連する所を読むと・・

姑の本命九紫は坎宮で丁巳と同座
➡慢性的であった病気(内包していた病気)が現れた。苦しみ、病気。

時刻盤に流して丙辰八白
➡変化。激しく進む。下部の患い。1度はやや回復するがまた病発し重体となる。

日盤離宮に戻ると同じ丙辰(破れ)
➡過去事象の表面化。激しく進む。潰れている。離宮なので手術事象(腸の閉塞、緊急手術が出ている。)

時刻盤離宮は乙卯七赤
➡ここにも七赤:手術事象。乙:曲がってる
卯:卵巣、2つ。(子宮と卵巣の摘出手術をしている。盲腸手術もしている。後に執刀医から過去の手術による癒着が原因と説明あり)

年盤月盤で姑の今月の気を読むと・・

年盤坤宮 庚戌。月盤と重ねると壬申二黒(破れ)
➡庚:時間の問題、二黒:消化器系に問題有り、戌・滅する

月盤離宮 庚午。月盤と重ねると戊申七赤
➡ここでも庚:時間の問題、申:すぐやった方が良い、七赤:手術事象。(手術はすぐにやった方が良い)

出ている時期は3月、4月、5月。
または2024年の3月、5月。
特に4月または2024年を表す辰は対冲星にも出ている。
姑は陽遁生まれの為 1か月早まる可能性有り。

2024年の3月、4月は気を付けてあげたい。

流年盤を読む

年流(巽宮)乙酉八白 壬子二黒 甲申六白
月流(坤宮)癸未六白(破れ) 庚戌九紫 壬午四緑

対流、同流期ではないが年月の対冲星宮上(六白と未が坤宮に揃っている)に月流が乗っている。

更に気になるのが本人の月命の甲辰三碧は今年の十干十二支九星と完全一致するうえに、4月の月盤は中宮は辰三碧であり、今年4月は年月共に辰三碧の為、動きの可能性有り。

本命と同じ位重要である本人の対冲星(未六白)は今年の艮宮に有り、要注意。

月流の坤宮:年盤に六白に破れが付いている。(命の危険)

2024年6月までが月流坤宮だが、現時点から5月いっぱいまでで特別に強く意味を成す月は流年盤には出ていない。

緊急手術に関して四盤を立てる

「手術の為の先生を招集してくれてる。24時位から手術になって4時間位はかかるらしい。」とまた連絡が入りました。

24時の四盤を立てて見ると・・
見る宮は違いますが出て来る星は同じです。

本命九紫は離宮回座 丁巳と同座
➡慢性的に存在していた病気が表に出る。手術。

時刻盤の離宮:丙辰八白(破れ)
➡辰の破れで「潰れている」。離宮の八白掛りで日盤の巳と時刻盤の辰は相性の関係:手術自体は上手く行くが長患いを繰り返す。

日盤艮宮 丙辰八白
➡変化、激しく進む。病占の時の艮宮なのでコワイ。

時刻盤艮宮 乙卯七赤
➡曲がってる、二つ、手術。日時の十二支を見ると卯辰の害。

日時対冲星が丁巳九紫
➡本人であり、手術事象でもある。

救いは中宮が子丑の支合である事。
良い先生が担当してくれるかもしれない。
本人の回座宮を日時で見た時に巳と辰は火生土の相性なので 悪くない。

手術の行方

手術は4時間位と聞いていたのに1時間半後に 義姉から連絡が有りました。

「開腹はしたけど 腸自体は切らなくて済んだ。お医者さん達が夜中なのにすぐ集まってくれた。」との事。

お医者さんから「昔の手術による癒着が有り、それがきっかけで腸閉塞になった」との説明を受けたそうです。

素早い判断と処置で 重い手術にならなくて済みました。

夜中に手術に駆けつけてくれたお医者さん達と、強く受診を勧めてくれた訪問看護師さんに、私達は感謝しました。

職業に貴賎なしとは言いますが、こんなふうに仕事の内容にふれると、 お医者さん、看護士さんはやはり負担の大きい、そして尊い職業だと思いました。

まとめ:高齢者の病気を占うと なかなか良い結果は出ないけど・・

はっきりした物言いをする姑で、私と2人きりの時には直接的に傷つくような事も言いましたから、若い頃の私は1人になってから泣くようなことも有りました。
(恐ろしいもので今は全然へっちゃら!時間ってスゴイ!)

そんな姑が、こんなに弱ってしまいました。

私の両親も死ぬ間際には可哀想な状態でしたし、今後は姑もますます弱っていくでしょう。

そしてそれは私の人生が順調に進んで行くのなら、私自身にも必ず起こって来る事です。

それは仕様の無い寂しい事だけど、でも不慮の事故なく人生を全うできるという点では、有難いことだと思います。

今回の病占では 3月~5月頃は要注意、と思いましたので その頃をうまく乗り越えて欲しいです。

人生の途中までは存在も知らなかった人ですが、深い縁が有って出会った姑ですから、後悔の無いように姑との時間を作りたいと思います。

高齢者の病占は なかなか良い結果は出ませんが、それでも占いによって 今後やって来るであろう出来事を客観的に見る事ができます。

そして毎日毎日24時間緊張しながら過ごすという精神状態から 少し自由になれると思います。

私は自分の両親がどんどん弱っていく時にこの占いが出来ていたら、もう少し両親との付き合いが、精神的にはラクだったかもしれないなあ、と思いました。

老人は子供に戻るんだから子供だと思って世話したら良い、という言う人がたまにおられますが、介護と子育ては全くの別物。
(だって見た目が違うもん!!)

介護は、占いをしようがしまいが、やるべき事はどんどんと押し寄せてきます。
でも占いによって、客観的に介護の対象者や、その人の病状や人生を見て、少しでもラクな気持ちで、深い縁ある高齢者と向き合えたらいいな、と思っています。

景気の良い話でなくてごめんなさい。
それなのに最後まで読んで下さって、ありがとうございます。

追記:さよなら!お義母さん

この記事は他のサイトに2024年2月に公開していたものです。
この記事を出してから、2か月後に、姑は天国に行きました。
その時の自分の経験から、お伝えしたい事を記事にしました。
しかし、若くして何かの病気で、その病気以外はまだまだ使える体を持っているのにこの世を去る人を想えば、ボロボロになるまで自分の体を使い切ってから亡くなった姑は、幸せな人だと思います。
お義母さん。お義母さんの作る料理は、何でも全部美味しかったです。遠慮ばかりする可愛くない嫁で、すみませんでした。天国でも美味しいチャンポンを作って、じーちゃんに食べさせてあげてください。合掌。
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