宗像三女神は道行きの無事を祈って下さる神様。
福岡県民なら車のお祓いは宗像大社で、と考える人も多いです。
我が家でも車のお祓いはいつも宗像大社でして頂いていましたが、神主さんにお祓いをして貰ったら型どおりのお詣りをして さっと帰っていたのです。
今回 時間も有ったのでゆっくりと辺津宮を回ってみて、
「なるほど!」
「これがパワースポットと呼ばれる所以なのね!」
「そして今までこれを見なかったのは本当にもったいなかった!」
と体感しましたので 記事に書いてみました。
宗像大社とは|世界遺産に登録された3つの宮の総称
「宗像大社」は沖ノ島の沖津宮、大島の中津宮、本土の辺津宮の総称です。
お祀りされているのは天照大神の御子神である宗像三女神 田心姫神(たごりひめのかみ・沖津宮)、湍津姫神(たぎつひめのかみ・中津宮)、市杵島姫神(いちきしまひめのかみ・辺津宮)。
2017年には宗像大社を含む合計8つの関連する遺産群が世界文化遺産に登録されました。
社殿のない聖地・高宮祭場|誰でも感じる圧倒的な神聖さ
宗像大社の三宮の内の沖津宮のある神秘の島 海上の正倉院とも呼ばれる沖ノ島。
そこは一木一草一石さえ持ち出し禁止、女人禁制、上陸時には禊・・の掟が今も厳重に守られている島です。
辺津宮の神主さんが10日ごとに交代し 1人でご奉仕されているとのこと。
きっと特別な気の満ちている場所なのでしょう。
もちろん私が沖ノ島に行く事は出来ないので想像しかできませんが、もしかしたら沖ノ島に匹敵するのでは?と思った場所が、メジャーな辺津宮の中に有りました。
それが高宮祭場です。
ここは天照大神の命を受けて 宗像三女伸である田心姫神(たごりひめのかみ)、湍津姫神(たぎつひめのかみ)、市杵島姫神(いちきしまひめのかみ)が降臨なされた場所と伝えられています。
けれど高宮祭場には社殿はなく、神社祭祀の元々の姿、神様を岩や木にお迎えする形を残していて、真ん中に神様の依り代となる木が立っていて周りを石で囲ってあります。
その木もものすごく大きいとかではありません。
でも・・圧倒的な・・何と言えばよいのか・・
良い言葉を知らないのが悔しいのですが、荘厳さ、神聖なもの、神秘性を感じました。
私が分かった位だから、どんな人でも感じると思います。
写真を見てみたいな、と思われたのなら、ごめんなさい。
畏れ多いような気持ちがして、高宮祭場の写真は撮りませんでした。
もしも宗像大社辺津宮に行かれたら 高宮祭場にはぜひ行かれることをお勧めします。
歩くのは15分位。気持ちの良い、少し暗い森の中を通り、階段を上った所にあります。
神宝館は絶対に入るべき|5世紀の純金指輪に心が震えた

宗像大社の総社である辺津宮は広くて、心字池の橋を渡り、手水舎・神門・本殿・第二宮・第三宮・高宮祭場をゆっくり歩くと結構疲れてしまいます。
だから私はついつい「歩き疲れたし、入館料も要るし、ま、いいか」と思って「神宝館」に入った事は有りませんでした。
今回初めて神宝館に入ってみて、国宝がこんなに間近にゆっくり見れるなんて!と驚きました。
入館してすぐの所でに沖ノ島についてのビデオ(15分位)が流されていて、神主さんが毎朝 海で禊をし沖津宮を守っておられる事や 沖ノ島で見つかった祭祀の道具について予備知識を得ることができます。
そしてその後、本物を見るという順路です。
出土品の1つ1つは小さいです。
祭事に使うものですからミニチュアのものも多いです。
しかし圧巻は1番最初の正面に展示されている 純金の指輪。
なんと5世紀のもので、細工もきちんと残っています。
これが人の住まない沖ノ島に1000年以上ひっそりと存在していたんだと思うと古代の人々の真剣な祈りに対し 心の震えるような気持ちがしました。
入場料は800円で その前に御朱印(500円)をお願いすると割引券が頂けますよ。(2023年2月現在)
この神宝館もぜひ見られる事をおススメ致します。
快晴の宗像大社で結婚式に遭遇・・そのお陰か大吉おみくじも!

神宝館を出て、また拝殿の所まで帰って来ると、丁度結婚式が行われていました。
快晴の空の元、神主さんの奏でる横笛と笙の笛の音が爽やかで、時折吹く風がぶら下げられたたくさんの絵馬をカラコロと鳴らしていて・・
若いお2人の三々九度の瞬間を美しいなと思いました。
このような祝福された結婚式をあげるのだから、万が一、何かが有っても諦めず2人で努力を続けて行かれる事でしょう。
見ず知らずのおばちゃんからこんな事を願われるのも鬱陶しいかもしれないけど・・
どうぞ末永くお幸せに!
その後おみくじを引かせて貰うと、久々の「1番 大吉」。
嬉しかったです。
お2人の幸せのお裾分けを頂いたのかも知れません。
いつか必ず見たい!宗像大社の海の祭り・みあれ祭
私はまだ見た事はないですが、宗像大社の有名な御祭りとして、みあれ祭が有ります。
みあれ祭は毎年10月1日から10月3日まで行われる、宗像大社秋季大祭の1日目を飾る海のお祭りです。
沖津宮と中津宮の御神輿を乗せた二隻の船を筆頭に、大漁旗をはためかせた宗像の船団が後に続いていく勇壮な海上絵巻。
ぜひ1度は見てみたいと思っています。
日にちは毎年10月1日と決まっているので、忘れず手帳に書き込んでおきます。
宗像大社「秋の大祭」には流鏑馬神事や翁舞、浦安舞などが奉納され、最終日の10月3日の夕刻、この記事の最初にお伝えした厳かな高宮祭場で「高宮神奈備祭(たかみやかんなびさい)」が執り行われます。
松明と提灯の灯りの中の祝詞の奉上、巫女さんによる神楽舞は、さぞ神秘的であろうと思います。
宗像大社を丸1日かけてゆっくり参拝してみて
近くに住んでいながらも「車のお祓いは宗像大社」くらいにしか思ってなかった無知を恥ずかしく思います。
1日かけてゆっくりと訪れた宗像大社は、日本の形成期から大きな役割を持った素晴らしい神社でした。
ぜひ、10月の大祭に、また訪れたいと思います。
【追記】10月1日に みあれ祭に行ってきてブログを書きました。




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