吉方位だけでは人生は変わらない ― 子ども・夫婦関係・お金の悩みに共通する落とし穴

日々の気づき

50代になると、人生の悩みは若い頃とは少し形を変えてきます。

  • 退職後を考えると不安になるお金のこと。
  • 成長し、大人となった子どもとの関係。
  • 長らく連れ添ったが故の夫婦間のストレス。

若い頃とは違った現実が、目の前にあります。そんな時、
「吉方位を取れば流れが変わりますよ」
と言われたら、少し心が軽くなるかもしれません。

私自身も気学を学び、吉方位の力はあると感じています。
けれども吉方取りはオールマイティーでしょうか?

私は、吉方位を否定しているのではありません。
むしろ大切だからこそ、正しく効果的に使って欲しいと思っています。

この記事は吉方位鑑定の依頼をくださった50代の女性の例を基に、吉方位取りの私の考え方について書きます。

吉方位鑑定を依頼してくださった3人の女性

高額ビジネス講座を受けたのに収入はパッとしない。起業大成功の吉方位を取りたいA子さん

今は個人起業が人気です。
SNSにはビジネス講座の広告が溢れています。

「この方法で月収100万円」
「誰でも簡単に仕組み化」などなど。

そして高額な講座も珍しくありません。貯金をはたいて講座をうけたのに、結果が出ないという人も多いのです。

「習った事は一通りやったのにおかしいな。大成功している人だっているのに、何だか悔しい!自分は運が悪いのかも・・」

「〇月〇日にビジネスを開始したけど、ビジネスがパッとしないのは、もしかして開運出来ない日だったのでは?」

そう思って、金運神社へのお参りをしたり、吉方位を取ろうと鑑定依頼をされたりします。

でも、その前に考えるべきことがあります。

ビジネス講座で習ったことを、どれだけ実行したのか。
どれだけの期間、どれだけの熱量で続けたのか。

知識をもらった。
少しやってみた。
パッとせず、支払ったビジネス講座の費用さえ回収できない。

それで「次の方法」を探していないでしょうか。

ビジネスは、少しやって結果が出るほど甘くありません。
不思議なことに、その講座が高額であればあるほど「これで成功は確定した」という気持ちにもなりやすいのです。

でも、お金を払っただけで成功することはありません。本当に良い講座であっても、血が出るほど努力して自分が実践しなければ意味がないと思います。

まず自分でもがく。
必死にやってみる。

それが気学の教えでもある「本当のスタート」です。

努力しながら吉方位を取る。
実践しながら神社にお参りする。
それは良いと思います。

でも、努力を省略するための神頼みでは、成功は遠いままです。

A子さんには吉方位を出すとともに、いつ頑張れば良いか、何を頑張れば良いか、のアドバイスをさせていただきました。

子供の為を思っているのに子供が離れていく。親子関係修復の吉方を取りたいB子さん。

親子関係で悩むBさんは言います。
「私はこんなに子どもを思っているのに、嫌われてしまう。私を無視する。このままではこの子がきっと苦労するから、世の中の道理を伝えたいのに、アドバイスすら受け取ってくれないんです」

こういう御相談は多いのですが、高い確率で相談者さんに
「なぜこの子は正しいことが分からないのか」という前提があります。

自分の「価値観は正しい」と言う事に疑いを持っていないのです。自分の考えを「正しい」と信じているから、言っても言っても同意してくれない子供に強い言葉で伝えてしまいます。

その言葉を受け取った子どもの気持ちはどうか?を考える力が、親の方に欠けています。
中には「私は嫌われても良いから正しい事を伝えないと!」と仰るお母さんもいらっしゃいます。

その正しさは「絶対」ですか?自分の固執を含んでいませんか?ただ自分の意見を押し通したいだけではないですか?

そこを考えずに、子供がアドバイスを受け入れない理由を子供の未熟さのせいにしてしまう・・・。

私も親です。振り返れば反省だらけで、何十年も前の事を思い出して「ああああ!」と頭を抱えることも1つや2つではありません。

子供に伝わる言い方をしたか?言葉はきつくなかったか。
それより何より、自分の考えが正しいと思いこんで、押し付けていなかったか。

そこを見つめるのは、とても難しいことですが、でも内省もせずに
「吉方を取れば子供が優しくなるはず」とせっせと吉方を取るのは方向違いの努力です。

「今の親子関係は、自分の言動の積み重ねだったんだ!」
そこに気づく事が必要です。本当に辛い事ですけど・・・。

ただ黙って耐えて自分を振り返る時間。
素直に謝り、今後の言葉を改める時間。
そういう時間を過ごしながら、吉方を取って貰いたいです。

内省もせず、ただ吉方位だけを取っても、現状は変わりません。

B子さんには吉方位と共に、子供さんとの仲を取り持ってくれる人と子供さんと付き合う時のポイントをお伝えさせて頂きました。

定年後の夫との距離。離婚する気はないから夫婦関係修復の吉方を取りたいC子さん

定年が近づく頃、夫婦の距離に戸惑う方も少なくありません。

相手に直してほしい所が、今までよりも目に付いてしまうのはお互い様だと思いますが、強い言葉で相手を責めてしまうのは、女性の方が多い気がします。

家庭内のルールや家族の健康についての心配は、女性の方が真剣に考えるケースがほとんどだからです。

C子さんもそのタイプです。
そして責めてしまった後、自分の言い方がちょっとキツかったと気づいているのに・・・

  • 長年連れ添っているから、この位のことは流しても良いだろう。
  • 「ごめんなさい」だの「あなたの事が心配で・・」なんて言うのは今更恥ずかしい。新婚時代でもあるまいし分かってくれるだろう。

・・・と、何となくそのままにしてしまったのです。

ご夫婦の間にはイライラとモヤモヤが積み重なっていき、家庭の雰囲気は少しずつ冷たく重いものになってしまいました。

だからと言って今さら離婚したいわけではないし、仲良くやっていきたいと思っているから
「夫婦仲の良くなる吉方を取りたい」
と仰るのです。

それは順番が違います。
言い過ぎたと思ったら、謝りましょう。吉方取りはその後です。

C子さんはとても良い吉方位が出ました。吉方位旅行をおススメすると共に、ご主人の本当の気持ちと、いつ話合えば良いか、を伝えさせていただきました。

まとめ:開運の為の吉方取りとは・・・

吉方は『最後の一押し』であって、『代わりに人生を動かしてくれる魔法』ではない。もし本当に悩みを解決したいのなら、そこには順番がある。

開運するには、まず自分で努力しなくてはなりません。問題解決や開運の為の行動をした上で、吉方位を取ることが大事なのです。面倒な事をしなくても吉方さえ取れば人生うまくいく、と考えるのは少し図々しいかも知れませんね。

けれど吉方には、努力している人の背中を押す力は確かにあります。

ですから、頑張っているのに何故か結果が出ないとか、照れくささも我慢して一生懸命ご主人に気持ちを伝えているのになぜか夫婦関係がギクシャクしているとか、そういう人はぜひ吉方を取ってみて欲しいです。

その努力の方向は有っているのか?タイミングがずれていないか?細かくチェックしながら、干支九星で本当の吉方位を計算致します。

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