九星気学の講座で感じた違和感|お金と占いの関係
九星気学の勉強をしたい!と思い、オンラインの講座に入りました。
その時 既に恩あるお坊さんの所で気学の勉強をしていましたが、
もっともっと九星気学の事を知りたい、と思ったからです。
九つの数字の配列、その重なりから事象を取る時
驚くくらい現実と一致している不思議に心を奪われたのです。
オンラインの講座は音声だけだったので、東京でのセミナーに参加した時に初めて気学の先生のお顔を拝見しました。
先生は美しくて、若くて優しくて、少しシャイな感じ、でもとても明るい女性でした。
気学のお話は私が求めていた通りのもので、時間が経つのが惜しい程、集中して講義を聞きました。
どういう話の流れだったのか、もう忘れましたが、先生の隣に座っていた主催者側の男性から
「月にどれ位の収入が欲しいの?」という質問が来て・・
私は面食らいました。
「気学の講義を受けに来て、どうしてお金の事を聞かれるんだろう?」
そう思いましたが、生まれて初めてセミナーというものに参加して、
「セミナーって こういうことを聞くのか~、新鮮!」などとアホな事を考えていました。
しかし・・私が感じた違和感は心の底でその後もずっと続いて行きました。
「ドリームビッグ」で高収入を目指した結果・・
最初は九星気学の事だけを教えていた講座が徐々に変化してきました。
「ドリームビッグ!」だとか
「高額商品への誘導」だとか
「お金のブロックを捨てる」だとか・・
主催者の男性からのそんな話が増えて来て、何度も聞いているうちに、ドリームビッグ出来ない自分がツマラナイ人間に思えてきました。
心の中では
「私は気学の勉強がしたい。」
「授業の2時間は気学の話だけが聞きたい。」
そう願いながらも その場の雰囲気に合わせて、「ドリームビッグ」な話にヘラヘラしている自分が居ました。
そして自分の考え方に自信がなくなりました。
私は自分で言うのも恥ずかしいのですが、もの凄く素直な所が有ります。
素直って長所とも言えますが、自分でモノを考えないという欠点の裏返し、とも言えます。
教える側、主催者側、経験豊かな人。
あるいは発言力のある人。
「そういう人の意見は正しいんだ」
「それに同意できないのは自分が未熟だからだ」
そういう思考回路が私には有りました。
占い鑑定料金を2万円に上げた理由とその結果
私は最初、鑑定料金を1万円に設定していました。
自分なりに真面目に勉強してきた私に、先生からは
「もっと自信を持って、鑑定の値段を上げるように」
というアドバイスを頂いていました。
講座主催者の男性から
「高い金額を払う人に変な人は居ない。」
という教えも有りました。
そして、思い切って鑑定料を2万円にしました。
教えて頂いた通り、その金額を払って来て下さるお客様は、自分の人生を本気で良くしようとする人達ばかりで、鑑定結果もとても伝えやすかったです。
私は電話占いを2年半やってきて、鑑定人数も3500人を超えましたが、その経験からも、この考え方は検討違いではない、とは思っています。
占い師が考える適正価格とは|林檎の値段に例えると・・
それでも私の中には、何か釈然としない気持ちがずっと有りました。
唐突ですが・・ちょっと聞いて下さい。
農家さんが丹精込めて作ってくださった林檎が有るとします。

その林檎を、最初は普通の果物ネットにくるんで店先に並べていたのに、途中から急に桐の箱に入れて、2倍3倍の値段をつけて売る・・
私は自分の鑑定料を2万円にした時、そういう光景が心に浮かびました。
ピカピカに磨いて綺麗な箱に入れるには手間もかかるし、その高い林檎を買う人は、裕福で心の広い人達ばかりかも知れないです。
でももしかしたら・・
とても大切な人にプレゼントする為の林檎で、高いから良い林檎だと信じて、頑張って買う人だっているかも知れません。
その時もし私が果物屋さんだったとして、見栄えよく磨いて桐の箱に入れた林檎を
「特別に良い物ですよ」
と胸を張れるかと言えば・・
自分には無理だと思います。
相手がお金持ちであろうとなかろうと、心の中にどうしても
「その林檎は店先に並んでいる林檎とまったく同じなんです」
と思わずにいられない・・そういう性分だから しょうがないです。
店先の林檎の値段は、適正価格、というやつです。
せっかく仕入れてきた林檎を損をしてまで売る気は無いけど、見栄えだけ良くした同じ林檎を「特別良い林檎です」と言うのが気持ち悪いのです。
良い人ぶる気は全然無いです。
ただ、自分の心がざわついてしまうのです。
そういう性格なのに、尊敬する先生や講座主催者さんに「高額鑑定」にする事を勧められて、持前の従順さで言うことを聞いていました。
でも・・ずっとずっと気になって仕方がなかった・・
はっきり言うと、自分の心が苦しかったです。
超売れっ子占い師で、
「他の人と同じ値段で鑑定すると時間が無くなって、良い鑑定が提供できなくなるから、値段を高く設定します」
と言うのなら私も納得できます。
または普通の林檎の2倍の美味しさなら
2倍の値段を付けても、こんな違和感はなかったでしょう。
でも、私の場合はそうではなかった・・
値段の高低によって、鑑定に傾けるエネルギーやサービスを変えた事は有りません。鑑定はいつも必死で、自分の技術の精一杯でやっているだけです。
それなのに私はただ・・値段だけを高くしました。
それはやはり、とても違和感の有る事でした。
鑑定料2万円はそういう経緯で決定し、私はこんな気持ちを持っていました。
お金は嬉しかった・・でも心がざわついた理由
今まで書いて来た事とちょっと矛盾するようでカッコ悪いですが、それでもお金をたくさん頂けると嬉しいのです。
そして実際、先生や主催者さんが仰る通り、2万円で鑑定を受けて下さる人は良い人ばかりでした。
お陰様で素敵なコートも買いましたし、旅行にもどんどん行きました。
お金が入ると嬉しいから・・
私の心の中に有る違和感をいじめて押さえつけて、外に出さない様にして、鑑定を続けて来ました。
けれどその後、私はこのオンライン講座から離れることになりました。
いろんな違和感で、私の心が限界だった事が理由です。
その講座が悪いとか言うことではなく、私の求めていた物は そこには無かった、というだけです。
干支九星を学ぶ・・私が本当に求めていた事
気学の先生の事は好きでしたし、気学をもっと勉強したいと思っていたから、先生から離れるのは辛かったです。
しかし 仲間達が導いてくれて、新しい先生に付く事が出来、干支九星を学び始めました。
深く知ろうとすると難しすぎて、自分の頭の出来が悲しくなることがたくさん有るけど、学ぶのは本当に嬉しい事、これが私の求めていた事です。
そして自分が頑張った事を使って誰かのお役に立てるなら、それ以上しあわせな事は無いと思います。
占いはたぶん 頭が動く限り、一生勉強していく事になるでしょう。
なにか1つ知ると、それに派生して、知りたいと思う事が増えていきますから。
また、ふとしたことから、命を懸けて苦行に取り組む人の心に少しだけ触れるチャンスが有り、自分の残りの人生をどんな気持ちで過ごしたいのか よく考えることが出来ました。
ドリームビッグは洗脳だったかもしれない
私の心の真ん中に「ドリームビッグ」はひとかけらも無かったです。
それを
「自分が夢の無い小さな人間だからだ。」
「恥ずかしい事だ。」と思っていました。
他人が良しとするものを、違和感を抱きながらも「そういうのが本当の夢だ」と、無理やり思い込もうとしていたのでしょう。
もしかしたら洗脳されていたのかも知れない、とも思います。
でもその講座から離れて、今は自分が1番大事にしたいものが何かがはっきりしました。
適正価格で誠実に|自分らしく占いをしていく
そしてこれからは・・・自分らしく・・

「この林檎は青森県の真面目な農家さんが丹精して作った、良いものだよ。間違いないから、買っときな!」
そう胸を張って『店先の』『適正価格の』林檎を勧める果物屋のおじさんのような気持ちで、爽やかに占いをしていきたいと思っています。
これが、今回 私が鑑定料を下げた経緯です。
当分、この料金は変えるつもりはないですが・・
もしも私が超売れっ子になって(笑)、鑑定依頼が殺到し忙しくなり過ぎたら、その時はまた値上げします。
そんな時が来たらいいな💛とは思っています。
・・・・人間だもの。
何かを決断したいけどどうしても迷ってしまう時は、占いもヒントの1つになるかも知れません。



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